子供とゲーム・メディアの危険な関係

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身体発達阻害の可能性

ゲームを続けることで、体のあちこちに負担がかかります。

そのことが結果的に、身体発達を阻害する、ということは大いに考えられます。

まず基本的なことですが、ゲームに没頭すれば、外で遊ぶ時間と量が減ります。

そのことで、基礎体力の低下を招く可能性があります。

筋肉は使わないと劣化し、体力は体を動かさないとつかないものです。

その中で、育ち盛りの子供が基礎体力を低下させることは、後の成長の妨げになると考えたほうがいいでしょう。

また、運動しないことにより、肥満になる可能性も指摘されています。

あと深刻な問題は、眼精疲労です。

パソコンやテレビ画面に向かいすぎ、画面に対して近距離で作業をしているという状態が長くなれば、近視や眼精疲労を招きます。

これは、ある程度の統計結果がまとまっていて、メディアに向かいすぎて生じる眼精疲労や視力低下などを総じて「VDT(Visual Display Terminal)障害」といいます。

体が常に同じ姿勢であれば血液の循環に滞りが生じ、肩こりや冷え性にも悩むことになるでしょう。

現代では小学生が慢性的な肩こりを感じているという時代ですから、運動しないということのリスクには侮れないところがあります。

体の成長期に平均的な運動量を減らすことは、身体発達における様々な弊害・リスクを招く可能性がある、ということです。

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