ゲームと暴力の関係
ゲームのやり過ぎで性格が暴力的になる、ということは、ゲームの悪影響という問題の中でも最も多く議論されるものです。
そして、ゲームが悪影響を及ぼす面があることは、事実です。
元々、私たちの全てが、何かに没頭している時に邪魔をされたくないものですから、ゲームに没頭していてそれを突然遮断され、怒りを覚える人がいてもおかしくはありません。
しかし、ゲーム特有の根深い問題もあります。
この場合に悪影響を及ぼすゲームは、暴力的なシーンが多いものです。
その中でも、映像がよりリアルなもの、そしてそのゲームをやることによる報酬が大きいものが、私たちに大きな影響を与えます。
例えば、一つのレベルをクリアすると限定キャラクターがもらえる、というような報酬で、その報酬が魅力的であればあるほど益々のめり込んでいく、という状況は、容易に理解できます。
魅力的な報酬が残忍なシーンを多く含む内容のゲームにあれば、悪影響がより大きくなる可能性は高くなります。
更にゲームの特徴は、仮想現実の中で暴力を振うのが、プレイヤーである自分自身である、ということです。
ゲームの世界で暴力行為に慣れてしまうと、現実でも怒りを感じた場面で、思考が暴力と直結しやすくなります。
そうすると、人の暴力的な面がどんどんエスカレートしていく可能性はあるでしょう。
勿論、本来持つ個々の素質により、その影響の受け方は変わってきます。
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