子供とゲーム・メディアの危険な関係

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中国

中国は、インターネットの検閲が厳しく、それ故、世界各国から非難の対象になっていることは周知の通りです。

外部からの情報に対する規制は特に厳しく、検索エンジンと呼ばれるもの全て、またSNSサイトのFacebookやTwitterも、猥褻物関連同様に厳しい検閲の対象になります。

これは、アラブ諸国が反政府勢力の蜂起の際、SNSを使ってその呼びかけがされたため、中国でも同様のことが起きることを懸念してのことだと思われます。

これだけの情報規制がされているにも関わらず、中国の子供、及び青少年の中には、年々インターネット中毒やゲーム中毒者が増え続けています。

いくら情報規制がされていても、ネットを使ったコミュニケーションやゲームに一種の中毒性があることは、世界で共通していえることです。

むしろ中国のネット依存者問題はとても深刻で、青少年の15%~20%が、ネット中毒者であるといわれています。

中国では、長年に亘る一人っ子政策で、一人っ子の割合が大変多く、彼らは親の愛情を独占し、甘やかされて育つことが多いといわれています。

そのことで、大人になっても甘えの傾向が強く、「給料が良くて楽な仕事がしたい」という若者がとても多いのです。

もし希望する職種がなければ自宅に引きこもり、そのままネット依存症に陥るケースが必然的に多くなります。

こういった、中国ならではの、ネット依存者に関する問題もあります。

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