テレビゲーム普及まで
テレビゲーム、初代のものはファミリーコンピュータ(通称・ファミコン)といいますが、ファミコンが普及するようになるまで、私たちが日ごろ接していたメディアは、テレビだけでした。
そのテレビは、放送が開始されたのが1953年、NHKが最初の放送を開始し、その年後半には民放放送が始まりました。
当時の番組内容は、記録映画やスポーツ中継でしたが、それらを家で楽しめたわけではありませんでした。
何故なら、テレビがあまりに高価であったからです。
ですから、人々はテレビが設置してある場所に集まり、一緒になって見ていました。
つまり、テレビ放送が始まっても、それは家庭内にメディアが持ち込まれた、というわけではなかったのです。
テレビがない、ということは、学校でもテレビの話はしませんし、メディアに心が奪われる人はいませんでした。
メディアとは、公共の場所で情報を得る道具、若しくはみんなで楽しみを分かち合うものであり、非常に敷居の高いものであったと思われます。
テレビ普及前の子供たちは、基本的には友達や兄弟と遊ぶことが「遊び」の全てで、外に出ることも、コミュニケーションを取ることも、必然的に多くなっていたことは間違いないでしょう。
テレビはその後1970年までにはほぼ全家庭に普及し、1978年には、初めての電子ゲーム、「インベーダーゲーム」が発売されることになります。
メディア発達の変遷
なぜゲームに魅了されるのか
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メディアと正しく付き合うために
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