子供とゲーム・メディアの危険な関係

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韓国

韓国は、アジアの中で最もインターネットの普及が早かった国です。

これは、国を挙げてインターネット及びパソコンの普及を推進したためで、この推進政策を「サイバーコリア21」といいます。

しかし、この政策が全てうまくいったわけではなかったようです。

韓国では、早くからネットのヘビーユーザーやオンラインゲーム中毒の人々に関する問題を抱えるようになっていました。

子供たちがゲームに熱中するのも勿論のことですが、大人もゲームに熱中することで生活能力を失い、ある夫婦が子供を車内に放置してオンラインゲームに熱中した結果、子供を餓死させてしまうという事件も起きました。

青少年も、ゲームの中断を迫った親を殺したり、ゲームによる過労で死亡する事件も起きています。

このことを受けて、2011年11月、「シャットダウン制」という規制がスタートしました。

これは、16歳未満の子供たちが午前0時から6時までの間、オンラインゲームのプレイを禁止する法律です。

韓国では住民登録番号がなければオンラインでの活動はできず、それ故、その番号で、どのユーザーが深夜にゲームにアクセスしたかがわかるので、このような法規制が可能なのです。

勿論、オンラインゲームを運営する側には毎日6時間もの子供たちのゲームアクセス不可は深刻な問題となったようですが、政府は法規制によって、徐々にネットによる青少年のトラブルを減少させることを狙っています。

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