ゲーム依存症と引きこもり
前述通りに、「依存症」にはドーパミンが深く関係していますが、それ以外にも、ゲーム依存症を特徴づける様々な事柄があります。
ゲーム依存に陥っている人のチェック項目は、
- 生活のサイクルがゲーム中心になっている
- 友達との会話でゲームのことを話したがる
- 休日ほとんどうちで過ごす
- ゲーム以外の場所でもゲームのことを考えてしまう
などです。
子供は勿論義務教育の過程なので、学校生活が中心になくてはなりません。
しかし、何かのきっかけで登校拒否になり、家にいることが多くなることで、ゲーム中心の生活になってしまう可能性はあります。
中でも、オンラインゲームは特別に中毒性が高いといわれています。
オンラインにする必要のないタイプのゲームでは、人とのコミュニケーションはありません。
しかし、オンラインゲームでは、オンラインにいる人たちと交流しながらゲームをやる、という側面があるので、そこでの交流にハマってしまうと、ゲーム依存に拍車がかかります。
ゲームでのコミュニケーションは、あくまで仮想現実を介したつきあいです。
そこに真の安らぎを感じ、リアルな人間関係ではなくバーチャルを介した人間関係にのめりこんでしまったら、そこから現実に戻ることが難しくなる、ということは大いに考えられるでしょう。
現実が見えないほどバーチャルな世界に深く入り浸ることが、引きこもりとゲーム依存から脱却することを困難にします。
メディア発達の変遷
なぜゲームに魅了されるのか
なぜゲームが悪影響なのか
ケータイに関する諸問題
その他メディアの悪影響論と諸問題
メディアの長所
メディアと正しく付き合うために
- リテラシーとネチケットについて学ぶ
- 青少年インターネット環境整備法
- ケータイのフィルタリング
- 話し合いとルール作り<ケータイ>
- 話し合いとルール作り<ゲーム>
- 話し合いとルール作り<インターネット>
- 話し合いとルール作り<テレビ・DVD>
- テレビ視聴で親が気をつけること
- 相談機関