子供の成長を阻害するテレビ視聴
子供の精神発達を阻害する原因の一部は、若い親たちが作っています。
大人はそれぞれに忙しく、現在では共働きの家庭というのが当たり前です。
子供には小学生3年生くらいまでが言語形成期で大切な時期だというのに、一番身近な大人が家におらず、会話にならないのです。
またそればかりでなく、暇で遊んでほしい子供たちにとりあえず与えてしまうのが、テレビです。
最近は、テレビに子守をさせられて育つ幼児が本当に多いといわれています。
テレビは確かに子供の好奇心を満足させるものかもしれません。
しかしいずれにしても、自分の発する言葉にテレビは何も返してくれず、コミュニケーションは成立しません。
こういったことは、親子間のコミュニケーションの劣化をうながし、コミュニケーションの苦手な子供が増えることにも繋がります。
一番簡単でお金のかからないベビーシッターとして、テレビを使うのは、子供にとって悪影響にほかならないのです。
幼児は喃語(なんご:乳児が発する意味のない声)を駆使し、大人たちに話しかけてきます。
そして、大人がそれを無視したり、向き合わない時間が増えると、幼児はコミュニケーションが取れないことに失望し、コミュニケーションをやめ、やがて話さなくなります。
そのことは、言語発達阻害という形にも現われてきます。
ですから、子供が能動的に動ける環境を奪う意味で、子供をテレビ漬けにしてはいけないのです。
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