子供とゲーム・メディアの危険な関係

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ポータブルゲーム機の登場

2000年までに、私たちは携帯電話で場所を問わずに通話することができるようになり、メールで連絡を取り合えるようになり、更に家でいつでもゲームが楽しめるようになりました。

これだけでも十分にテクノロジーの凄さを見せ付けられていますが、ゲームの世界では更に「場所を問わずに」様々なゲームができるようになります。

2004年に、ポータブルゲームの「ニンテンドーDS」と「ソニープレイステーションポータブル(通称PSP)」が発売され、このことにより、パソコンがない場でも簡単にゲームができるようになりました。

そしてDSやPSPには、無線LANが内蔵されており、その場にいない相手と共にゲームができるようになり、そういう意味で、パソコンからゲーム機能をそのまま取り出しただけのもの、と呼べるでしょう。

当然、このような便利なゲーム機に消費者が目を向けないわけがなく、ニンテンドーDSの場合、発売初年は、8ヶ月で200万台以上の売上を記録しました(Wikipediaによる)。

PSPもこれに匹敵する売上を記録し、発売されてからわずか1年で、ポータブル・ゲームは私たちの身の回りに溢れるようになりました。

このことは同時に、多くのゲーマーが場所と時間帯を問わずにゲームができる環境が完全に整ったことにもなり、以前から叫ばれている「ゲームの悪影響」の問題も更に大きくすることになります。

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