スポーツ部門で生かされるゲーム

少し悪い例になりますが、無免許運転で警察に捕まるという人がよくいます。

彼らは然るべき場所で運転の訓練を受けていないにも関わらず、運転技術を身につけています。

どこで身に付けるのでしょうか？

その答えの一つに、ゲームセンターのカーチェイスゲームがあると思います。

車関係のゲームはゲームセンターに多くあり、それが良いシュミュレーターになり、運転技術が向上するものと思われます。

こういったことと同様に、多くのスポーツ選手がシミュレーターとしてゲームを活用し、自身の技術向上を図っています。

お茶ノ水女子大・坂元章氏の著書「テレビゲームと子どもの心」によると、フィンランドのオリンピックスポーツ研究所で、シミュレーターを通した戦術習得の可能性について研究しているとのことです。

このように、ゲームの開発技術はトップレベルのスポーツ選手育成にとっても有効とされ、更なる技術の改良が図られています。

こういったことが、私たちの生活でも生かされる時が来るでしょう。

ゲームを使って運動技術を向上させることが可能であり、現に「Wiiスポーツ」などでは、私たちがゲーム形式でスポーツを楽しめるようになっています。

ゲーム機能をより改善すれば、一般の人たちでも運動レベルが上がるようなプログラムが提供され、それが教育現場でも生かされていくのではないかと思われます。

子供とゲーム・メディアの危険な関係